
From 宇部和真
2019年も残すところあと1週間ほどに。
今日は、2020年に向けて勉強熱心なあなたにオススメのビジネス書をご紹介します。
『学びを結果に変える アウトプット大全』
今年も多くの書籍が話題を集めましたが、その中でも現代の情報爆発時代に私たちが最も意識しなければならない、インプットではなくアウトプットの辞書とも言えるこの本は、読み終えた後には行動が変わる気づきの数々です。
【アウトプットの基本法則】学びを結果に変える アウトプット大全

僕自身が、この本を読んで大切だと思った部分を要約しましたので、ぜひご覧ください。
アウトプットの基本法則① 情報を何度も使う
「2週間に3回使った情報は長期記憶される。」
一度インプットした情報は、何度も使わなければすぐに人は忘れてしまう。
人は忘れる生き物なので、複数回にわたって使った情報は
長期記憶されるということを語っています。
情報の蓄積というのは、筋トレのようなもので、使わない知識は滅びていくもので、
使う知識はどんどん力になっていくというのは本当です。
情報を得てから2週間で3回以上アウトプットすると、長期記憶として残りやすくなるので、2週間の間にその情報をどんどん人に話したり、情報発信をしたりして、アウトプットすることが長期記憶するために必要なアウトプットになっていく。
アウトプットの基本法則② 成長の螺旋階段
「成長するためには、インプットとアウトプットをどんどん繰り返す必要がある。」
おそらく現代の人は、情報をシャワーのように浴びているのでインプットは常日頃から入ってくる情報で十分なほどできている。
しかし、インプットだけでは知識は増えるが、行動は増えなくなってしまうため
「インプットとアウトプットをワンセットで行うこと」により螺旋階段を上るように少しづつ成長していく必要がある。
アウトプットの基本法則③ 黄金比は3:7
「インプットとアウトプットの黄金比は3:7」である。
インプットとアウトプットの割合は、この比率で行うと最も効率的。
コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士の実験の結果。
100人以上の子どもたちに、
人名図鑑に書かれた人物プロフィールを覚えて暗唱させた実験。
覚える時間(インプット時間)と練習する時間(アウトプット時間)の割合を変え、
最も高い結果を出したグループを調べた。最も高い結果を出したのは、
インプットとアウトプットが3対7だったグループだった。
これが、インプットとアウトプットの黄金比。
アウトプットの基本法則④ フィードバックする
「アウトプットの結果を見直し、次にいかす」
インプットとアウトプットのサイクルを回すにあたり、絶対に欠かせないプロセスがある。
それは「フィードバック」だ。
アウトプットの結果を評価して、
その結果を踏まえて次のインプットに修正を加えるという作業。
見直しや反省、改善、方向修正、微調整、原因究明などが該当する。
失敗した場合にはその原因を追究し、対策を講じよう。
成功したときには、その理由を考えてさらなる改善を求める。
そうすれば必ず成長がみられるというわけだ。
せっかくのアウトプットも、やりっぱなしでは成長につながらない。
アウトプット大全 目次紹介

< CHAPTER1 アウトプットの基本法則【RULES】>
■アウトプットとは? アウトプットの定義
■アウトプットの基本法則
■アウトプットの6つのメリット 他
< CHAPTER2 科学に裏付けられた、伝わる話し方【TALK】>
伝える/挨拶する/雑談する/質問する
依頼する/断る/プレゼンする
議論する/相談する/ほめる/叱る
説明する/自己紹介する 他
< CHAPTER3 能力を最大限に引き出す書き方【WRITE】>
上手な文章を書く/速く文章を書く/文章を構成する
速く入力する/気付きをメモする/ひらめく
ノートをとる/構想をまとめる/プレゼンスライドをつくる
引用する/要約する/目標を書く/メールを送る 他
< CHAPTER4 圧倒的に結果を出す人の行動力【DO】>
続ける/教える/集中する/チャレンジする
始める/やってみる/楽しむ/決断する/率いる
笑う/泣く「/怒り」をコントロールする
眠る/運動する/危機管理する/時間管理する 他
< CHAPTER5 アウトプット力を高める7つのトレーニング法【TRAINING】>
その1■日記を書く
その2■健康について記録する
その3■読書感想を書く
アウトプット大全を読んでひとこと【まとめ】
行動ができていない時、何かが上手くいかない時
アウトプットの法則を用いて、今を一生懸命、生き抜こう。
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