
From 宇部和真
「このテーマで複業(副業)を始めたいと思うものが見つかったのですが、
これから何を準備していけばいいのかがわからないので悩んでいます。何から始めたらいいのでしょうか・・・」
複業家になって自分ビジネスを始めるためには、必ず考えておかなければいけない3つの準備があります。
その3つの準備というのが
「誰に・何を・どうやって売るか」をそれぞれ決めるということ。
Q1. あなたのお客様は誰ですか?
Q2. あなたはお客様に何を提供できますか?
Q3. あなたはあなたの商品・サービスをどうやって販売しますか?
です。
Q1. あなたのお客様は誰ですか?
まず最初に明確にしておかなければいけないのは、お客様となる人物像です。
起業やビジネスをすでに勉強されている方であれば「ペルソナ」というマーケティング用語を聞いたことがある人もいると思いますが、意味としては「人物像を決める」ことなので一緒です。
しかし、ペルソナと聞くと、人物像として挙げられる「30代」「女性」「主婦」など
非常に抽象的な表現をする方が多いのですが、これでは人物像は明確になりません。
ここで明確にすべきことは、
「お客様が抱えている問題を明確にする」ということです。
例)
・30代の女性 主婦 ・昔履いていたジーンズが履けなくなってしまった30代の女性 主婦 |
どちらが人物像を明確にしているかは、明らかだと思います。
・「 ○○に悩んでいる方 」
・「 ○○の問題を解決したい方 」
つまり、お客様を明確にする際には、
「私のお客様は、一言で表すとこんな人です」と
1行で説明できて、わかりやすい人物像を定義しておくことです。
こうすることで、リアルにお客様をイメージしやすくなって、具体的な情報発信をしやすくなります。
Q2. あなたはお客様に何を提供できますか?
次に、あなたはどんな商品やサービスを提供するのかを決めておく必要があります。
これは、あなたがお役に立ちたいと思うお客様の問題解決ができるメニューのことです。飲食店で例えてみれば、メニューがなければ注文することはできませんよね?それと同じことでメニューがなければ、相手は何を頼んだらいいのかがわからないのです。
このメニュー作成は、商品やサービスの機能を説明するのではなく、商品やサービスを購入することで得られる未来の結果を明確にしておくことがとても重要です。
いきなり、「あなたの問題を解決します!値段は・・・」
と、話す人はいませんよね?
『この、私(商品やサービス)は、 あなたのこんな問題(具体的な悩み)を、これだけの(期間 or 回数 or 費用 or 手間)で |
といったように、商品・サービスの内容を明確にした上で、どんな未来の結果を手に入れることができるのかがわかるようにしておかないと、誰も興味を持ってはくれないのです。
お客様が求める結果を約束できるメニューを用意しておきましょう。
Q3. あなたはあなたの商品・サービスをどうやって販売しますか?
誰に何を提供するのかが決まったら、次にどうやって販売するのかを決めます。
実際に販売する方法は、主に以下の3つ。
・勉強会
・説明会
・個別相談会
それぞれを解説していきます。
勉強会で販売する
勉強会では、あなたの複業(副業)テーマに関連する内容を決めて、勉強会を開催します。
この勉強会では、直接何かを販売するのではなく、集まった人たちとの関係性をコミュニケーションを取ることで深め、あなたが先生というポジションを認識してもらえるような勉強会を目指します。
勉強会に参加された方には
後日、個別相談会にお誘いして個別でオファーをする機会を設けることがポイント。
説明会で販売する
説明会では、すでにある程度のニーズがある場合にその商品やサービスの内容を知りたい人を募って開催をします。
勉強会と違って、説明会ではすでに商品やサービスを購入する可能っ性が高い人が参加するので、あなたが提供できることと参加する、もしくは買うことで得られる未来の結果を詳しく説明することで販売を成功させます。
説明会は、一度に多くの人たちに販売ができる機会ですが、慣れていない人は最初は一対一で説明会を開催することがポイント。
個別相談会で販売する
個別相談会では、はじめから一対一で商品やサービスを紹介していく販売方法です。
個別相談会を行う目的は
「相手の問題を明らかにして、その問題を解決できる 商品やサービスを持っていることを詳しく伝え切ること」です。問題発掘⇒原因の追究⇒解決作の提示 = 販売 |
となります。
個別相談会のポイントは、あなたはお客様にとっての世界一のサポーターになるという姿勢です。
あくまで相手の問題をどのように解決してあげられるのかを一緒に考えるスタンスでいることが大切な姿勢になります。