From 宇部和真
「商品やサービスは準備できましたが、これからどうやって収入につなげていけばいいのかがわからないので
具体的にどんなことをしていけばいいのかを教えて欲しいのですが・・・」
実際に収入につなげるための流れを知っておくことはビジネスを軌道に乗せる上で、とても重要です。
ここでは、ゼロからファーストキャッシュを得るまでのロードマップをご紹介します。
1、売上目標(目標月収)を決める
複業(副業)を始める目的は、実際に収入源を構築することですよね。
短期間で収入源を構築する人は、まずは数値を入れた目標設定を行います。目標には必ず計測できるように、それが達成されたことが明確になるように「数値を入れること」をオススメします。
仮に複業(副業)をして目標売上(目標月収)が30万円とした場合・・・
・30万円の商品なら月に 1件の成約=30万円
・15万円の商品なら月に 2件の成約=30万円
・10万円の商品なら月に 3件の成約=30万円
・ 5万円の商品なら月に 6件の成約=30万円
・ 1万円の商品なら月に30件の成約=30万円
このように数値を明らかにすると、月間でいくらの商品を何人に販売できなければいけないのかという指標が出来上がります。
単価の高い商品なら集客人数は少なくても実現できますし、逆に単価の低い商品なら集客ができるのであれば、単価の低い商品を多くの人たちに提供できるように行動をしていく必要があります。
まずは、あなたがいくら欲しいのかを明確にしてみましょう。
2、ターゲットを決める
次にターゲットを決めます。
ターゲットの設定に関しては こちらの記事 で詳しく解説しています。
「誰に・何を・どうやって売るか」複業家の3つの準備
売るモノをつくって、それを欲しがる人に提供すること。
これは基本的な考え方ですが、大切なのは「たくさんの人たちに商品を買ってもらうこと」ではなく「あなたの商品を購入することで得られる未来の結果を必要としている人」に提供するという部分です。
そのためには、不明確なターゲット設定では、情報発信を行う際にメッセージが見込み客に届かなくなってしまいますので、ここでのターゲット設定は確実に明確にしておきましょう。
3、ターゲットのニーズを知る
ターゲットが抱える問題を理解すること。
これができていれば、ビジネスで失敗することはほとんどありません。
多くの起業家は、自分の商品に惚れ込みすぎています。そうではなく、お客様に惚れることで相手から選ばれる人や商品になって向こうから「それが欲しい」という反応が得られるようになります。
どんなに良い商品やサービスがあったとしても、お客様がいなければ存在しないモノと同じ。
4、ニーズを満たす商品を創る(借りてくる)
相手が欲しがるモノをつくれば、売れないわけがありません。
商品の作り方には2つのパターンがあります。
・自分で開発した商品やサービス
・他社(他者)が扱っている商品やサービス
自分で商品を開発できる方は、お客様が抱える問題を解決できる商品を作れば良いのですが、自分で商品を作れないという方にオススメなのが、他社(他者)から“商品を借りてくる”という作り方です。
どんな時代にも、すでに売れている商品があります。売れることがわかっている商品なら、自分で扱うことができれば大きな売上を上げることも難しくはないので、商品を借りてくる場合には、すでに売れている商品を扱うことがポイントです。
5、断れないオファー(キャッチコピー)を用意する
商品が売れるか売れないかの成否を決める、キャッチコピー。
キャッチコピーとは、その名の通り、=キャッチ(掴み)コピー(広告)という意味なのですが、その内容を知りたくてウズウズしてしまうような言葉で“人を惹きつける”といった目的があります。
そして、このキャッチコピーを作る際に参考になる書籍がこちら。
バカ売れキーワード1000
この本には、目を惹くキャッチコピーを誰でも簡単に穴埋めするだけで変幻自在に言葉をつくることができるレシピが1000本紹介されています。いつでも言葉を商売道具にできる1冊ですので手元に置いておくことをオススメします。
6、商品を販売する場所を用意する
どこに行けば、それは手に入りますか?
いざ、商品を販売した時、勝手にお客様がやってくることはほとんどありません。
お客様がやってこれるようなシンプルでわかりやすい道順、つまり「顧客導線」を作り、あなたの商品を手に取れるお店やホームページに辿り着けるようにしておかなければいけません。
ほとんどの場合は、ホームページを持っておけば販売場所は用意できます。
ホームページを作ったことがないという方は「ペライチ」というサービスを使えば、誰でも簡単にプロ並みのホームページを作成できますのでオススメです。(宇部は、ペライチ千葉県代表サポーターですのでご相談は、お問い合わせ から)
7、見込み客に知られる機会をつくる
販売する場所が整ったら、あなたやあなたの商品の存在を知ってもらいましょう。
ここで大切なのは、あなたが理想としているターゲットがいる(見ている)場所で、あなたがどんなお役に立てるのかを知ってもらうことです。知ってもらうためには、こちらから積極的な情報発信を行わなければいけません。
・フェイスブック
・インスタグラム
・ブログ
・YouTube
・ツイッター
あなたのお客様は何を見ているでしょうか?どこにいるでしょうか?
お客様がいる場所を特定して、すぐさま知られる機会をつくっていきましょう。
8、見込み客リストを作成する
息の長いビジネスをしたいのであれば、見込み客リストを収集する仕組みをつくりましょう。
・メールマガジンに読者を集める
・LINE@のお友達を増やす
このどちらかの方法で、あなたのやっていることに興味関心がある人たちのリストを作成すると、こちらから直接お客様に大切なお知らせや知っておいてもらいたい情報を届けることができるようになります。
9、商品の良さ(価値)を証明する機会を設ける
お客様にとって魅力的な未来を提供する。
これはビジネスはもちろん、あなたに取ってものすごくやりがいを感じられる瞬間です。
この商品でどんな人のお役に立ちたいと思っているのか?商品を購入してくれるお客様にはどんな未来の結果を提供したいのか?それらのあなたの想いや考え、商品の良さ(価値)を証明する機会を設けましょう。
『 賢者は自分に与えられるより多くの機会を作る。』 ー フランシス・ベーコン |
機会の作り方は多岐に渡ります。フェイスブック、インスタグラム、ブログ、YouTube、ツイッター、勉強会、説明会、個別相談会、など…。どうすれば機会を作れるかを書き出して、それを全て実行できるかどうかです。